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目的って大事だな~

執筆者の写真: Ongaen-Director
Ongaen-Director
8月13日
読了時間: 3分

もやもやしたとき、どうしてますか。

気分転換をする。人に話す、、などなどひとによって様々だと思いますが。

今回は支援の現場ではどのようなことが組織として起こっているのかという視点から目的にもどってみることについて共有してみたいと思います。


ある利用者の行動に対して、スタッフ同士で対応が少しずれているなと感じる場面があったとします。

一方のスタッフは、過去の経験から「こうしたほうが良い」と考えて行動している。

もう一方は、その対応に違和感を覚えているけれど、

人間関係の力学や場の空気から、言語化しづらい。


こうした状況は、ケアの専門領域では

「暗黙知が形式知を上回る状態」  

として知られています。

つまり、個人の経験(暗黙知)が、根拠や目的の共有(形式知)よりも強く働いてしまう状態です。

問題は対応そのものの善し悪しではなく、

ケアの目的が共有されないまま、個人の判断が“現場のルール”として固定化していたこと  


そんなとき役に立つのがケアの本来の目的にもどってみること

  • 利用者の安心安全

  • 尊厳の保持

  • 自立支援


これらは、介護保険法や各種ガイドラインでも繰り返し示されている基本原則です。

しかし、忙しさや慣れの中で、

目的よりも「やり方」が前面に出てしまうことがあります。

その結果、スタッフ間の温度差が生まれ、利用者にとっても不自然な対応が続いてしまう。


「コンフリクト」という概念を介護の研修で耳にしました。 

※介護現場でのコンフリクトとは「ケアの目的は同じなのに、やり方や考え方がズレて摩擦が生じる状態」

放置するとケアの質の低下や職員ストレスの慢性化(離職の火種)陰のルールができるなど組織の透明性を奪い利用者の不利益になるなどと言われています。


ではどうのようにしていくとよいのかについて

・違和感をそのままにしないこと。

・個人ではなく“構造の問題”として捉えること。

・そして、短い時間でも目的を揃える共有を惜しまないこと。

これは、チームケアの領域で言われる

「ミニカンファレンスの効用」  

にも通じます。

5分の共有でも、目的を揃えるだけで現場の質は大きく変わるのだそう!

現場で起きる小さなズレは、誰かを責めるためのものではなく、

ケアの質を見直すためのサイン。

暗黙知と形式知のバランスを整えることが、

利用者にとっても、スタッフにとっても、安心につながるのということを今一度意識していきたいなとおもいました。


「なんのために」(目的)は土台になります。

今回はケアの目的、目的はそこへ戻るもの、戻るものはもっているだけでなく使うもの。「もやっ」たときこそ、そのことについてふりかえってみる時間をあえてつくる(5分でも)ことは組織も個人もおなじなんだなと改めて感じました。


関係のない画像ですが(笑)⇒

利用者さん作成の極小折り鶴
利用者さん作成の極小折り鶴



 
 
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