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【人生をしまう時間】

執筆者の写真: Ongaen-DirectorOngaen-Director

主題は遠賀中間医師会の在宅総合支援センター主催の研修会で上映された映画のタイトルです。

終末期医療をテーマにしたドキュメンタリーで、在宅医療のありのままを映画化したのものでした。

上映前の講義でおかがき病院の末廣先生も話されましたが、在宅看取りがすばらしい、とか病院のほうがいいとかそういうことではなく、その方どういう終い方を望むかに沿った選択肢があるということ、そしてメリット、デメリットを含め自分ごととして捉え考えるきっかけにしてほしいこと、映画のなかでも同様のメッセージもこめられていたように思います。


疾患やおかれた環境、ご家族の想い、心身の状態、その一刻一刻に寄り添うとき、これでよかったのかとの想いも残ると思いますが、葛藤のなかいきるを支える覚悟といききる生の力強さとやさしさなど看取る側、看取られ側の生の営みの美しさをみせていただきました。

映像内の現場ではユーモアあり、そして人生をしまう方とそのご家族や関係者への労いと敬意これはわたしたちも看取りをおこなう際にわすれてはいけないことだなと思いました。


貴重な講演会と上映会の機会をいただきました、おかがき病院の末廣先生をはじめ、遠賀中間医師会の在宅総合支援センターのスタッフ関係者のみなさまに本当にありがとうございました。

 



 
 
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